歌声が心をひらき笑顔が広がるブレイン体操 西山悦子ブレイントレーナーが届ける心と体に寄り添う時間
西山悦子ブレイントレーナーは、養護老人ホームで勤務する傍ら、
日々入所者の皆さんの心と体の健康づくりを支えるブレイン体操を実践しています。
高齢者一人ひとりの体調や気持ちに寄り添いながら、
「無理なく、楽しく、笑顔になれる時間」を大切にし、
安心して参加できる健康づくりの場をつくり続けています。

ブレイントレーナー 西山悦子さん
一つひとつの動作の合間に深呼吸を取り入れ
「呼吸を感じること」を大切にするブレイン体操
奈良市の和楽園養護老人ホームで、ブレイン体操が開催されました。
参加されたのは入所者20名と職員2名。
全員が椅子に座ったまま安心して参加できるプログラムで、
約40分間、心と体をゆっくりとほぐしていきました。
当日は、ストレッチや全身振り、全身たたきなどのブレイン体操、
そして唱歌を取り入れた歌瞑想を実施しました。
活動が始まったばかりの頃は、少し緊張した表情の方も多く見られました。
しかし、西山ブレイントレーナーが「いち、に、さん」と優しく声をかけながら深呼吸を行うと、
参加者の皆さんも少しずつ声を出し始め、会場全体が穏やかな空気に包まれていきました。
一つひとつの動作の合間に深呼吸を取り入れ、
「呼吸を感じること」を大切に進めることで、
自然と肩の力が抜け、表情も柔らかくなっていきます。

人が本来持っている元気や生きる喜びを引き出すブレイン体操
さらに、この日の大きな楽しみとなったのが、唱歌を歌いながら行う歌瞑想でした。
「汽車」「春が来た」「花」など、誰もが親しんできた懐かしい歌が流れると、
最初は足踏みだけをしていた皆さんも、次第に口ずさみ始めました。
歌詞を間違えても、メロディが少し違っても気にすることなく、笑顔で歌う温かな時間となりました。
西山ブレイントレーナーは、
「上手に歌うことではなく、喉を開いて気持ちよく声を出すことが大切ですよ。」
と優しく声をかけ、一人ひとりが安心して自分らしく表現できる雰囲気をつくりました。
活動の最後にもう一度深呼吸をすると、
始まった頃とはまるで違う、明るく穏やかな表情が会場いっぱいに広がっていました。
ブレイン体操と歌と呼吸瞑想が心を開き、
人と人とのつながりを深める力を持っていることを改めて感じる時間となりました。
呼吸を整え、声を出し、歌い、笑い、心を開くことで、
人が本来持っている元気や生きる喜びを引き出していきます。
西山悦子ブレイントレーナーは、
これからも高齢者の皆さん一人ひとりに寄り添いながら、笑顔と安心、
そして「今日も楽しかった」という喜びを届け続けていきます。
その温かな時間は、多くの方の心に希望の灯をともしています。

